『パラサイト』監督最新作『ミッキー17』日本公開が6月に変更
『パラサイト 半地下の家族』のオスカー監督ポン・ジュノが『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のロバート・パティンソンを主演に迎えたSF映画の日本公開日が、2025年2月7日から、6月6日に変更になった。 【動画】『ミッキー17』予告映像 本作は、ジュノ監督アカデミー賞受賞後初となるハリウッドメジャー大作。エドワード・アシュトンのSF小説「ミッキー7」(早川書房)を基に、命を落としては新たな身体で何度も再生する究極のミッションに就く主人公のミッキーが、文字通り異常で危険な冒険に巻き込まれていく様が描かれる。共演には、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のナオミ・アッキー、ドラマ「ウォーキング・デッド」のスティーヴン・ユァン、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット、『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロと、豪華実力派キャストが揃った。
物語は、人生失敗だらけの男・ミッキーは、一発逆転のため、何度でも生まれ変われる“夢の仕事”に申し込むところから始まる。それは、身勝手な権力者たちの指示で生命と労働を繰り返し搾取され使い捨てられる、そして命を落としては何度も生き返る究極の“死にゲー”だった。だが、ある日、手違いで自分のコピーがミッキーの目の前に現れてしまう。生き残れるのは1人だけと知ったミッキーの逆襲がはじまる。
新公開日の決定にあわせて公開された場面写真は、戦闘モードで雪原に立つミッキーが2人いる瞬間のもの。彼らの胸部には一目で見分けられるように「17」と「18」のナンバーがマーキングされており、何かを見つめているミッキー17と、別角度に視線を向けるミッキー18。18の左頬には傷跡がある。2人の背後には無数の生命体らしき影も見て取れ、謎だらけの場面写真の前後ではどんな展開が起こっているのか、本編への期待が膨らむ衝撃的な1枚となっている。(高橋理久)