夜の紅葉「映えスポット」も 旧長谷川家でライトアップ 三重・松阪
建物内部や回遊式庭園 竹灯籠など今年は増やす
三重県松阪市魚町の旧長谷川治郎兵衛家の管理運営を担うNPO法人松阪歴史文化舎(門暉代司理事長)は6日から同施設の建物内部や回遊式庭園のライトアップを始めた。5日午後5時から報道関係者向けに披露し、幻想的な雰囲気を楽しんでもらいたいと来館を呼び掛けている。午後7時半までの開館(入館は同7時まで)で8日まで。入館料は一般が400円、6歳以上18歳以下が200円。 同施設は豪商・長谷川家の本宅だったもので国の重要文化財。ライトアップは昼間とはひと味違う夜の様子を堪能してもらおうと、2022(令和4)年秋に初めて取り組んだ。 3回目の今回は「紅葉ナイトウオーク」と名付けて庭の離れ座敷前や稲荷神社、その周辺など、昨年より竹灯籠や投光器の数を30個以上増やして行っている。 庭園では、紅葉や石灯籠などが池の水面に映り込み、通常非公開の大正座敷2階からの景色も楽しめる。 関係者は「寒いですが今年は映えスポットを設けましたので一人でも多くの人に見ていただければ」と話した。