【ロッテ】ドラフト6位の日本生命・立松由宇、入団へ「迷いはないです」 父親の言葉が背中を後押し
ロッテからドラフト6位で指名された日本生命・立松由宇内野手(25)が18日、大阪市内の同社本店で入団交渉に臨み、契約金4000万円、年俸1000万円(金額は推定)で契約に合意した。千葉・松戸市出身で、ロッテファン。「小さい頃から大好きだった球団に入れるということで、気持ちも高ぶっていますし、自分の実力がどこまで通用するのかも楽しみ」と表情を引き締めた。 10月24日のドラフト直後は、年齢や将来への不安から入団の意思表示を“保留”。しかし、11月1日の指名あいさつの際には「前向きに考えています」と心境に変化があったことを明かしていた。その後も家族らと相談を重ね、入団を決意した。背中を押してくれたのは父親だった。 「一度きりの人生で、お固くいくのも分かるけど、挑戦するのもひとつの選択肢だぞ」 応援してくれる父親の言葉が心に響いた。「やっぱり大好きな球団というのが一番の決め手で、地元の友達にもすごくロッテファンが多くて、その期待にも応えたいという思いもあるし、いち野球人してトップレベルの野球も経験してみたい。そこで自分がどのように通用するのかを味わってみたいという気持ちが、素直に出てきたので、それに乗っていこうかなと決めました」と説明。「迷いはありません」と言い切った。 一塁、三塁、捕手、外野と複数ポジションを守れるのも強味。編成管理部の榎康弘アマスカウトディレクターは「走攻守すべての面でチームの勝利に貢献してくれると期待しています」。俳優の高橋克典や、サッカーの槙野智章に似ていると言われるというイケメンは「自分の持ち味は打撃。開幕1軍を目指してやっていきたい」と力を込めた。
報知新聞社