A代表デビューのFW大橋祐紀、GKとの1対1に「決めきるところをもっとやらないと」
[11.15 W杯最終予選 日本 4-0 インドネシア ジャカルタ] 4-0と大量リードし、勝負がほぼ決していた後半35分、FW大橋祐紀(ブラックバーン)が待望の日本代表デビューを飾った。 【写真】「全然違う」「びびるくらいに…」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 FW小川航基と交代してピッチに入ると、スペースを突きながらゴールを目指していく。すると大橋は同39分、MF旗手怜央が自陣のセンターサークル左脇から相手DFラインの裏へ出した浮き球のパスに反応し、相手GKと1対1のチャンス。しかし、シュートは外れ、結果的にシュート前にオフサイドの判定となった。 大橋いわく「DFラインと駆け引きしながらだったんで(オフサイドかどうかは)逆サイドが見えてないのでわからないですけど、ああいった形をどんどん増やしていければと思う」。その言葉通り、持ち味の一端を見せることには成功したが課題も残り、「決めきるところももっとやらなきゃいけないと思う。FWとしてはそれに尽きると思う」と反省した。 それでも、10月に代表初招集を受けてから1か月で出場チャンスを得たことについては「出番をいただけた。そこに感謝しながら自分の課題を克服していきたい」と言い、「もっと攻撃のクオリティーを上げていって、その中でしっかり点を取れるストライカーになりたい」と意欲を示した。 (取材・文 矢内由美子)
