コンテ監督が熱望するルカク獲得へ ナポリがチェルシーに正式オファーを提出か
セリエAのナポリは、チェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得に向けて交渉を再開させたようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。 【動画|ヴェローナ vs ナポリ】セリエA第1節 試合ハイライト ナポリの指揮官に就任したアントニオ・コンテ監督は、今夏の移籍市場でルカクの加入を心待ちにしているが、ナイジェリア代表FWのヴィクター・オシムヘンの売却が進んでいないことから、その交渉は停滞している。 そんな中、ロマーノ氏は「ルカクの退団が近づいている。オシムヘンの契約に含んだトレードではなく、チェルシーは今週中にルカクを売却することに全力を注いでいる」と伝えており、交渉がついに動き出したようだ。 そして、「チェルシーとナポリの契約は近づいている」と語るロマーノ氏は、今後の両クラブの動きについて次のように見解を示している。 「ナポリはチェルシーに正式オファーを提示しており、交渉は進んでいる。一方でルカクとナポリはすでに3年契約を結ぶことで合意している。ナポリはアタッカーを必要としており、コンテ監督はルカクの加入を待っている。まだ(両クラブの)やるべきことはあるが、今週にさらなる交渉が行われるだろう。これは完全移籍となる可能性があり、近日中の実現を予想している」 またイタリア『Gazzetta dello Sport』も、ナポリがルカクの獲得をめぐりチェルシーと交渉を再開したと報道。同メディアは、ナポリが2500万ユーロ(約40億円)に500万ユーロ(約8億円)のボーナスを加えたオファーを提出したと伝えているが、チェルシーがルカクに設定した4300万ユーロ(約69億円)の契約解除金からオファー額が離れていることから、交渉には時間を要すると指摘している。 セリエA第1節でエラス・ヴェローナに3-0で完敗したナポリは、攻撃陣のテコ入れをすべく、ベンフィカのブラジル人WGダヴィド・ネレスの獲得が間近に迫っている状況だ。続いてコンテ監督が熱望するルカクの獲得は叶うのだろうか。
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