東電が「安全改革プラン」進捗を報告(全文3)少しずつ良くなってると信じたいが
東海第二の資金支援の検討状況は?
テレビ朝日:すいません、遅れてきて申し訳ないです。テレビ朝日の【吉野 00:48:24】ですけども、もう出ていたら申し訳ないのですけども、東海第二原発の資金支援をするかもしれないみたいな正式表明が去年の4月だったと記憶しているんですけども、もうそれから間もなく1年半ぐらい、越えちゃうんですけど、1年半近くになるんですが、その後のご検討状況はいかがなっているでしょうか。 牧野:ご質問ありがとうございます。資金協力については現段階で決定はしたものはございませんので、そこをまず第一でございますけども、その意向を示したという意味で言えば、電源を調達する手段として資金で協力という形で表明をしたものであって、実施について表明をしたものではないというところではございますけれども、私どもはやはり東海第二の原子力の電気もやはり安定的かつCO2の少ない電源であるという、電源をお届けするという電気事業の中で議論をしなければいけないものですので、ぜひそこは総合的評価をした上で最終判断をするというところはご理解いただければということでございます。 テレビ朝日:実際に防潮堤の工事が本当に2021年の3月に終わるか分からないんですけれども、それから特重の問題もあります。まだBWR機の特重というのは設計すらされてないと思うんですが、たぶんそうなると東海第二がその骨子になるのかなと思いますが、そうすると東海第二原発についてどのくらい稼働するというふうにご覧になっていらっしゃるんでしょうか。 牧野:そこはその評価を順次していかなければならない要素だと思いますけども、すいません、現段階で私自身がどれぐらいと想定しているかっていうのはちょっとお答えできる状況にはないです。
社内では検討が進んでいるのか
テレビ朝日:社内では検討を進んでいるかもしれないけども、牧野さんのお手元には今ないということですね。 牧野:はい。私は今、手元にございません。 テレビ朝日:じゃあ次回にでもありましたら、実稼働というのはコストから考えても非常に大きなものになると思いますので、ちょっとそこを次回ありましたらまたご回答いただければと思います。よろしくお願いします。 司会:それでは以上で2019年度第1四半期原子力安全改革プランの進捗報告の記者会見は終了させていただきたいと思います。なおこのあと16時より福島第一原子力発電所に設置されていた波高計の情報についての調査結果についての会見をさせていただきたいと思っております。 こちら16時からということで準備させていただきますので、いったんこちらでこちらの会見は切らせていただければと思います。また16時よりよろしくお願いいたします。 牧野:では失礼いたします。ありがとうございました。 司会:本日はありがとうございました。 (完)【書き起こし】東電が「安全改革プラン」進捗を報告