<今週の本棚・次回の予定>11月30日の毎日新聞書評欄は鼎談書評「台湾の文学と文化」ほか
11月30日の毎日新聞朝刊「今週の本棚」で掲載予定の本の主なラインアップを紹介します。 ①永江朗さん評『うんこの世界 細菌とわたしたちの深い関係』(アダム・ハート著、増田隆一監修、梅田智世訳・晶文社) ②鴻巣友季子さん評『うそコンシェルジュ』(津村記久子著・新潮社) ③湯川豊さん評『新版 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者』(松木寛著・講談社学術文庫) ◇「台湾の文学と文化」をテーマに鼎談(ていだん) 第5土曜恒例の「鼎談書評」は「台湾の文学と文化」がテーマです。台湾の歴史や社会制度、事件、街の人々の息づかいまで、3人の識者がお薦めの書籍を評しながら語り合います。 識者と推薦する書籍はそれぞれ、 評論家の川本三郎さん=『歩道橋の魔術師』(呉明益著、天野健太郎訳・河出文庫) 作家の池澤夏樹さん=『台湾の少年』全4巻(游珮芸、周見信作・倉本知明訳・岩波書店) 明治大教授、中文コラムニストの新井一二三さん=『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』(呉叡人著、駒込武訳・みすず書房) です。 ◇ヒコロヒーさん、谷川俊太郎詩集を紹介 本の目利きがナビゲートする「話題の本」は、芸人のヒコロヒーさんが『さよならは仮のことば 谷川俊太郎詩集』(谷川俊太郎著・新潮文庫)を紹介します。 著者インタビューは『ゆびさきに魔法』(文藝春秋)の三浦しをんさんです。 著名人が心に残る本を紹介する「なつかしい一冊」は鼎談書評掲載のため休載します。 どうぞお楽しみに。(紹介予定の本は変更の可能性があります)