「男性力に着目した新商品」悩む男性は年々増加…EDは経済にも悪影響を及ぼす?アンファーが手がけるメンテックブランドの“カラダの内外ケア”商品に注目
女性が抱える健康課題を技術や知識・サービスで解決するフェムテック(フェムケア)。男性版のメンテックという言葉もある。 ⇒【写真】ED対策の注目度は急上昇中、EDの現状、対策商品の詳しい画像を見る(全12枚) メンテックという言葉が生まれたときから男性特有の問題のひとつとされてきたのがED。最近、様々なメーカーが“自分ごと”として製品やサービスを立ち上げたことで、ED対策の注目度は急上昇中だ。そして2024年10月23日、またひとつ注目の商品群が誕生する。
メンテックのブランド「HOMTECH」が展開する男性力ケア商品「RISING-UP SERIES」
HOMTECH(オムテック)は、「男性妊活プロテイン」などの商品で知られるメンテックブランド。同ブランドが10月23日より展開するのが、男性力ケア商品「RISING-UP SERIES(ライジングアップシリーズ)」だ。オムテックを手掛けるアンファー株式会社によると、「オムテックはこれまで『男性妊活に着目した商品』を展開してきたが、新たなジャンルである『男性力』に着目し、男性の健康課題を包括的に解決するブランドを目指します」とのこと。 ここでいう男性力とは「活力がありたくましい状態」とのこと。「ライジングアップシリーズ」を立ち上げた背景には、ED有症率の増加と、ED治療に対するネガティブなイメージがあるという。
【EDの現状1】EDに悩む男性は年々増え続けている
そもそもED(勃起不全)とは、十分に勃起しない、または勃起を維持できないために満足な性行為を行えない状態のこと。勃起は、性的な刺激が脳に伝わった後ペニスに伝達し、血液が集まることで起こる。しかしEDの場合は、性的な刺激をペニスに伝達できず、血液が集まらないことにより、勃起が維持できなくなる。 ED市場における有症率の増加は著しく、Dクリニックの辻村晃医師の大規模調査(全国の20歳から79歳の日本人男性37,485人)によると、1998年から2023年までの25年で270万人も増加している。 引用:一般社団法人日本性機能学会「性機能障害の全国実態調査」 また、アンファーのグループクリニックであり、ED治療などを行うイースト駅前クリニックのED治療患者数は年々増加傾向にあり、2023年度で300万人を突破している。