10月企業倒産7件「販売不振」5件 負債額3億3500万円で前年同月より2億8000万円増加【長崎】
テレビ長崎
10月に長崎県内で倒産した企業の件数は7件で、負債総額は3億3500万円に上ることが分かりました。 民間の信用調査会社、帝国データバンク長崎支店によりますと、倒産した企業7件すべてが破産で、そのうち5件が「販売不振」でした。 また負債総額は、前の年の同じ月に比べて約2億8000万円増えました。 1月から10月までの倒産件数は2023年は27件でしたが2024年は44件で、増加の背景には物価の高騰やコロナ融資の元本返済が始まったことなどが考えられます。 帝国データバンク長崎支店は「長崎スタジアムシティの開業など明るい話題もあるが相乗効果は限定的で、今後、長崎県内の中小企業は人材難などで倒産が増える可能性が残る」と見ています。
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