【WWE】中邑真輔 ノアから帰還直後…アンドラデに完勝! 前王者LAナイトからは逃走!!
ノアマットからWWEに帰還した〝ウェイワード・サムライ〟中邑真輔(44)が、2025年を連勝スタートで飾った。 【写真】兜と面頬を着けてリングに座り込む中邑 1日のノア日本武道館大会では、佐々木憂流迦に貫禄勝利。23年元日のグレート・ムタ戦以来2年ぶりのノアマットでも、WWEスーパースターの存在感を示した。返す刀で、3日(日本時間4日)のスマックダウン(アリゾナ州フェニックス)では、中邑の持つUS王座を狙うアンドラデと激突した。 戦国武者風の兜(かぶと)をかぶり、面頬(めんぽお)を装着して堂々の入場。ゴングが鳴ると、いきなり前蹴りからヒザ蹴り連打で襲いかかる。だが、アンドラデのウラカン・ラナからドロップキックをくらって場外に転落すると、豪快なムーンサルトアタックでペースを奪われた。 さらに空中技の連打で追い込まれるも、ヒザ蹴りで反撃。ニールキックからスライディングジャーマン、コーナーからのニーアタックとラッシュをかけるが、コーナーの金具をむき出しにしたところで、アンドラデのドロップキックを受け金具に突っ込んでしまう。続けてダブルニーから2段式のムーンサルトプレスにバックエルボーも浴びるが、3カウントは許さない。 中邑はコーナー上の攻防を制して、アンドラデの顔面を鉄柱に真上から打ちつけ、一気に逆転。最後は「イヤーッ!」と雄たけびを上げて、背後から強烈なキンシャサを延髄に叩き込み、3カウントを奪取した。25年は1日の佐々木戦から、圧巻の連勝発進となった。 試合後は昨年11月に中邑にUS王座を奪われた、前王者のLAナイトが現れて急襲。これまで道を外れたサムライから何度も襲撃にあい、煮え湯を飲まされてきただけに、中邑のベルト攻撃をかわしてラリアートで吹っ飛ばした。続けてマウントパンチ連打から必殺のBFTの体勢に入るが、中邑は間一髪で切り返すと、そのまま場外へと逃走した。 花道をそそくさと逃げ帰る中邑に対し、観衆は一斉に大ブーイング。怒りのナイトはマイクを握り、中邑に王座奪回を宣言した。中邑は不敵な表情で、リング上のナイトを見つめた。王者・中邑vsナイトのUS王座リマッチは、次週のスマックダウンで早速実現する。 2月1日には、PLE「ロイヤル・ランブル」(インディアナ州インディアナポリス)で時間差入場バトルロイヤルのロイヤル・ランブル戦が控える。勝てば、プロレスの祭典「レッスルマニア41」(4月19、20日、ネバダ州ラスベガス)で、最高峰王座に挑戦できる大一番へ向けて、負けられない戦いが続く。 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
東スポWEB