バイクのエンジン音が豹変? まるでジキルとハイドな音量可変マフラーとは
走行中も操作可能な開閉バルブの調整は、開閉バルブが全閉の「ドクタージキルモード」、半開の「ダイナミックモード」、全開の「ミスターハイドモード」の3段階から選べる。ドクタージキルモードでは排気音が小さくなり、ミスターハイドモードでは迫力のあるサウンドが楽しめるといった感じらしい。ジキル博士とハイド氏の性格の違いを知っている人なら、モードの名称から簡単に想像がつくはずだ。
例えば市街地ではドクタージキルモード、ツーリングで人里離れた山あいなどを走るときにはミスターハイドモードといった感じで使い分ければ、人に迷惑をかけずに、よりバイクが楽しめるというわけだ。 販売はディーラーなどを通じて行っている。価格については「ハーレーだと50万円前後が一般的です。BMWモトラッドはもう少し安くて10万円くらいから」(担当者)とのことだった。
■ 安藤康之 あんどうやすゆき フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。
安藤康之