【独自解説】経済フォーラムにプーチン大統領の娘2人が登場!娘が医学を学んだのは父親を死なせないため?ロシアで進む特権階級の組織化 将来は北方領土が観光地に?
プーチン大統領の娘登場!2人とも政府関連機関の幹部 日本的な所作も…実は親日家?
今回、「国際フォーラム」に、プーチン大統領の長女マリア・ボロンツォワ氏と次女カテリーナ・チホノワ氏の2人が相次いで登場しました。 Q.今まで謎に包まれていたのに、なぜこの2人がプーチン大統領の娘と報じられたのですか? (中村氏) 「彼女たち2人は、プーチン大統領が大統領になった2000年に名前を変えているんです。だからよくわからなかったのですが、今回ロシアのメディアは、この2人はプーチン大統領の娘だと言い出しています。プーチン大統領本人は認めていませんが、間違いないだろうということです。謎に包まれているのでこの2人に注目が行くのですが、本当かどうかはわからないんです」 長女のマリア氏は、サンクトペテルブルグ大学で生物学、モスクワ州の大学で医学を学び、日本語も4年間学んでいたということです。オランダの実業家と結婚しましたが、離婚したとの報道もあります。今回の経済フォーラムでは、政府系の遺伝学研究所を率いてロシア科学振興協会の幹部として登場。内分泌(ホルモン)学者だということです。 次女のカテリーナ氏もサンクトペテルブルグ大学で日本語を学び、モスクワ州の大学で数学などを研究していたとのことです。プーチン大統領の友人の息子と結婚し、その後離婚。今はバレエ団の元芸術監督と事実婚をしていて、娘がいるとのことです。今回のフォーラムでは、ロシア企業の国産品を強化する国家プロジェクトを率いています。 Q.プーチン大統領は、娘のプライバシーを守りながら、ちゃんと政府系で働かしているんですね? (中村氏) 「しかも、この2人が働いているのは、“国家プロジェクト”なんですよ。政府予算がどんどんつぎ込まれています。長女が内分泌学者だということですが、その目的は『プーチン大統領を死なせないため』と言われています」
アメリカ政府は、この2人の娘がプーチン大統領の“隠し資産”を持っているとして、制裁対象にしています。また、長女はイベントの場で、流暢な日本語を披露したということです。NNNモスクワの平山晃一記者は「現地で声をかけてみて、かしこまるというか恐縮するような“日本的な所作”が垣間見えた」と話しています。 (中村氏) 「私の知っているところでは、長女は、父親が大統領になった直後の2003~2004年頃に東京ディズニーランドに何度か来ているという話もあります。また、愛車はレクサスだということで、日本が好きなようです。今、日本とロシアの関係は悪くなってきていますが、そこでイメージを変えようと出てきたのかもしれません」
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