小池都知事の定例記者会見 2016年9月9日(全文1)知事給与減額1448万円に
小池百合子・東京都知事は、9日午後2時より定例記者会見を開催した。都知事就任後、築地市場移転延期の決定や、知事給与半減の条例改正案提出を決めるなど都政改革を進めている中で、発言内容が注目されている。 【中継録画】小池百合子・東京都知事の定例記者会見(2016年9月9日)
北朝鮮の核実験について
小池:今日は大変盛りだくさんになっておりますので、ちょっとお待ちくださいませ。 読売新聞:それでは、知事の定例記者会見を始めます。 小池:よろしくお願いいたします。まず、今日、もう本当に盛りだくさんになっております。来週はあらためてリオに出発するということもございまして、課題が多くございます。それでは記者会見始めさせていただきます。 まず台風が相次ぎました。10号では、北海道、岩手県など甚大な被害が発生したところでございまして、あらためまして亡くなられた方々のご冥福、心からお祈りを申し上げると同時に、まだ被害に遭われた方々、大変な状況だと思いますけれどもお見舞いを申し上げます。 こちらのほうは自然災害でございますが、一方で北朝鮮の核実験が本日、強行したという知らせでございます。国際社会が強い警告を発して非難をしてまいりました。安保理の決議もございます。制裁もございます。このような暴挙に出て、ますます孤立化を深めているという状況に対しましては非常に懸念をすると同時に、そして厳重に抗議をいたしたく存じます。 この自体を受けまして、放射線の測定の強化を図ります。キセノンなどの放射性の物質が、キセノン133などが出るということで、それで検証して、これ、環境省が担うことが多いんですけれども、それを行って、いったい実態はどうだったのか、分析をしなければなりません。その上で、都民の皆さま方には正確な情報を提供するように、国との連携も含めて進めて、対応に万全を期していきたいと存じます。 すでに本日危機管理対策会議、都として開いているところでございますが、引き続き都民の皆さま方の不安解消にも努めてまいりたい。そして政府に対しましては、わが国の平和と安全を守り、核ミサイルの諸懸案がございます。そしてきのうもちょうど都民の集いを行いました。拉致問題などもございます。こういったことを東京都としても、国際社会との緊密な連携のある政府とともに実効性ある措置を講じていただく、その旨、政府のほうにも強くお願いをするところでございます。これがまず1点目でございますけれども。