セルフプレーの敵「クラブ忘れ」はなぜ起こる!? ゴルフ場にも迷惑がかかる置き忘れを防ぐコツはあるのか?
パター以外はカートへの動線上にクラブを置いておく
セルフプレーのラウンドで起こりやすい、コース内へのクラブの置き忘れ。自分で置いたのに、なぜかうっかり忘れてしまうのものです。 【写真】これがゴルフ場の忘れ物頻発スポット3選です 先日ラウンドでも、グリーン脇にアイアンが置かれたままになっていたことがありました。拾って前の組に持っていったのですが「我々のモノじゃないです」とのこと。しばらくすると、クラブを探し回っていたコース巡回カートが訪れ、無事に渡すことができました。聞けば、ずいぶんと前の組が忘れていったクラブだったようです。
ラウンドに慣れていない人や1ホールで多くの打数を費やす人ほど、カートにクラブを取りにいく時間のロスを避けるため、数多くのクラブを持っていく傾向にあります。 中・上級者でもクラブを2~3本持ってボールの位置に行くのが常識とされていますから、ミスショットが多い人がいろいろな番手を持っていくこと自体はセルフプレーでは推奨されるべきことです。 でも、グリーンに到着したときに同伴者から「こんなに持ってきたの?」と驚かれるほど多いと、忘れる要因にもなりかねません。 パッティング時にはパター以外のクラブをグリーン周りに置くケースが多いと思います。その際、カップインしてからカートまで歩いていくまでの動線上にクラブを置くようにすれば忘れにくくなります。多くのクラブを持ち歩く人ほど、動線上にまでクラブを置きにいく余裕がないかもしれませんが、できる限り意識するようにしてください。
同伴者が気づきやすい場所に置く意識を持つ
例に挙げた、何組か前の方が置き忘れたクラブは、どうしてこんな場所に置いたのか不思議に思ったほど深いラフの中にありました。完全に隠れた状態だったので、自分がクラブを置いたことを忘れた瞬間に置き忘れは決定します。
ラフではなく誰の目にも見える場所にクラブを置くのも、置き忘れ防止のコツの一つです。万が一、自分が置き忘れても同伴者が気づきやすいので忘れることは少ないはずです。ゴルフ場スタッフに迷惑をかけることもなく、クラブが欠けた状態でプレーする必要もなくなります。 「クラブを置き忘れないコツ」が普段からできている人にとっては今さら当たり前なことですが、ついついクラブの置き忘れが多い人には注意してほしいポイントです。なおグリーン上にクラブを置くのはマナー違反ですので絶対に控えてください。