[関東]筑波大が痛すぎる敗戦…明治大が無敗優勝に王手をかけて最終節へ:第21節
関東大学リーグ1部は10日、第21節の桐蔭横浜大対筑波大を開催した。2位の筑波大は勝利すれば首位の明治大と勝ち点で並んで最終節を迎えられる状況だったが、前半27分にFW渡邊啓吾(4年=旭川実業高/湘南内定)にヘディングシュートを決められた。その後はスコアが動かず、0-1で痛恨の敗戦となった。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 この結果、明治大が勝ち点3差、得失点は6差で筑波大をリードして17日の最終節を迎える。最終節では筑波大が午前11時から味の素フィールド西が丘で駒澤大と対戦。筑波大が引き分け以下の時点で明治大の優勝が決まり、勝利した場合のみ優勝の行方は同会場で午後2時から流通経済大と対戦する明治大の結果次第となる。明治大は引き分け以上で、現行方式のリーグ史上初の無敗優勝。敗れた場合、筑波大と得失点差での争いとなる。 2部では昇格を決めた慶應義塾大が神奈川大に2-3で敗れ、優勝決定は最終節に持ち越しとなった。自動昇格圏・2位の日本体育大は城西大に1-0で勝利し、首位との勝ち点3差をキープ。ただ得失点9差で慶應義塾大がリードしている。また順天堂大も産業能率大に3-1で勝利し、2位との勝ち点2差を維持。日本体育大は優勝、2位での自動昇格、3位での入れ替え出場の3パターンが残る状況で最終節を迎える。 さらに入れ替え戦出場権争いでは、早稲田大が立教大とスコアレスドローに終わって3位と2ポイント差の4位につけている。最終節は3位の順天堂大と4位の早稲田大による直接対決が組まれており、4位になったチームは来季も2部で戦うことが確定する。なお立正大と法政大は入れ替え戦出場の可能性が消滅し、立教大は3部への自動降格が決まった。 3部では1位・國學院大と2位・東京農業大の2部昇格が決定。両チームは勝ち点42で並び、得失点5差で優勝をかけた最終節を迎える。