南米から2年ぶりに帰国後びっくりした3つのこと/世界中の人が旅したい「日本」のすごさって?
駐妻ライター佐々木はる菜の海外で見つけた「暮らしのヒント」 世界中の人から言われた「日本に行ってみたい!」
海外転勤でブラジルとアルゼンチンに住んだこの2年、南米だけでなく欧米やアジアなどさまざまな国の方々と話す機会がありましたが、ほとんど全員から「いつか日本に行ってみたいと思っている」と言われました。特に若い世代は、SNSや漫画・アニメなどを通して知った「今の日本の日常」に興味を持ってくれていることが印象的でした。 たった2年とはいえ海外で暮らし戻って来ると、確かに日本では当たり前の光景がとても新鮮に映ります。その中でも特に驚いたことが3つありました。
surprise001:日本に帰国後びっくりしたこと① 店員さんがいない!自動化した店に戸惑う…
帰国後すぐ、コンビニやファミレスを訪れるたびに我が子たちは大興奮!2日連続でチェーン店の回転寿司屋さんに行ったり、懐かしのお菓子やジュースを買ったりと、家族揃って「日本の日常」を満喫していました。 そんな私たちが少し戸惑ったのが、チェーン店系のお店に入るとタッチパネルに迎えられ、番号表示に従って席に着くと注文用のタッチパネルがあり、時には料理をロボットが運んでくること。会計までセルフの場合は店員さんと全く会話せず完結することもあり、未来に来たのかと思いました。 私たちが住んでいたアルゼンチンでも、新しもの好きの中華料理屋さんで一度見かけたネコ型配膳ロボット。ただその店では後ろから店員さんが付いてきて、結局料理をサーブしてくれました。「ロボットの意味ないじゃん!」と心の中で突っ込みつつ、確かにテーブルでサービスしないとチップがもらえなくなってしまうよね…という妙な納得感もありました。
またこの2年で非常に増えたと感じたのがセルフレジ。特に大きめの100円ショップに行くと5~6台設置されていることもあり、整然と並んだお客さんたちが順番にレジで会計を済ませ、その様子を見守る店員さんはなんだか試験監督のようにも見えます。 自分で支払い方法を選ぶコンビニのレジでは、カードや現金を店員さんに直接渡す間違いを何度も繰り返しました。そしてそのたび教えてくれるのは外国の方ばかり…そう、外国人観光客の多さだけでなく、コンビニなどに外国籍の店員さんが増えたことにもびっくりしました。