「結婚って何?」結婚21年目で悩む女性にひろゆき&ゆか夫妻が激論 「どうでもいい感情」とひろゆきが断言する真意
以前、自書『転んで起きて』の帯の撮影で、ひろゆき君と写真を撮った時の構図は、互いに別々の方向を向くカットと、お互いに同じ方向を向くカットでした。担当編集者に意図を聞くと、人はみんな色々な方向を向いて生きている。夫婦だとしても、常に同じ方向を向いているとは限らない、ということを表現したかったのだそうです。 今はそれぞれ別の方向を向くフェーズなのか、お互い、違う場所に向かって歩き出しているのか、観察してみると良いと思います。 たとえ別の場所に向かって歩いたとしても、生きている限り、またどこかで交わるかもしれません。 ちなみに、私はウェディングドレスを着て、大事な人たちや、神様のような存在が見守る前で、大好きな人と「ずっと一緒にいます」と誓いたかったので、内縁の状態で結婚式というイベントをし、移住の際にビザが取りやすそうだったから結婚制度を利用しました。そして、時々喧嘩をしたり、互いが好きな方向を向いたりしつつも、なんだかんだで飽きないので一緒にいます。 ■ひろゆきの回答 「暇人が哲学を始めると碌なことがない」と言われたりする昨今ですが、「夫婦の意味」とか謎の概念を追求し始めるとだいたい悪い方向に行くんですよね。 なにかしらの不満があるのにも関わらず、「夫婦の意味を感じない」「視線が合わない感じ」とか言われても、旦那さんは具体的に何をしていいのかわからないと思います。んで、具体的に不満があるけど、口に出しづらいとかであれが表現方法を試行錯誤するとかでいつか伝えることは出来るかもしれません。 例えば、「二人っきりの時間を作りたい」という願望があるけれど、恥ずかしくて口に出せないとかであれば、子供が修学旅行やら宿泊するキャンプ活動やらに行ってる間に二人で旅行に行こう、とか、具体的な行動案を出すことで、旦那さんに同意をとるとか出来るわけです。 ただ、「不満を感じてるけど、何が不満だかわからないので、抽象的な言葉を並べて哲学ぶってる」という状況はけっこうやばいです。 本人すら具体的な不満がわからないので、解決策もわからないのに、他人がわかるわけないんですよね。でも、「夫婦なんだからわかるはず」とかいう超能力を要求しはじめたりすると、旦那さんがなんとかしようと思ってもどんどん深みにハマります。本人すら答えがわかってないんですからね……。