昨夏甲子園に立った九州国際大付の左腕が4失点完投でスタート「球が荒れて…」練習試合解禁
◆高校野球練習試合 明豊4―3九州国際大付(2日・明豊グラウンド) 昨夏の甲子園に出場した九州国際大付の左腕エース田端竜也(2年)が4失点で完投した。5回までに1本塁打を含む6安打を許したが、6回以降は立ち直り無安打に抑えた。2回には変化球で2者連続三振を取る場面もあったが、高めに抜けた直球を本塁打にされるなど制球が安定せず「球が荒れていて全然良くなかった。まだまだの状態です」と厳しく春のスタートを振り返った。 ■悲願の初出場…九州の選抜出場校【一覧】 昨夏の甲子園でマウンドに立った左腕は、昨秋の福岡大会3回戦で東筑にサヨナラ負けを喫した。「カットボールとスライダーがうまくいかなかったので、秋に負けてからは球の回転を意識して指がかかる感覚をつかんできた。今日も指がかかったときはいい球が行っていたと思います」と手応えもあった。これから試合を重ねて感覚を磨いていく。