バブル期には100万円の札束も!?今も昔も「えべっさん」に商売繁盛を願う人 今宮戎神社で「十日戎」はじまる
MBSニュース
「えべっさん」に商売繁盛を願って。十日戎が始まりました。 「商売繁盛で笹もってこい」 商売繁盛の神様「えべっさん」を祀る大阪の今宮戎神社でも1月9日から十日戎がスタート! 参拝者らは小判や金の俵などの縁起物が飾りつけられた「福笹」を福娘から受け取ります。 初日は「宵戎」と呼ばれ、「えべっさん」のご利益にあずかろうと朝から多くの人が訪れています。 (建築関係)「(Qいっぱいついてますね?)はい。とりあえず神頼みで」 (飲食関係)「(Qご利益は?)ビンビンに伝わってます」 1965年に撮影された、MBSに残る最も古い十日戎の映像。商売繁盛などを願って笹を持って集う人々の様子は今も昔も変わっていません。 不景気と言われた1971年は… (参拝客)「(Qどうですか、やっぱり不況ですか?)われわれの仕事も違いますね。去年末から今年にかけて」 (参拝客)「(Qどれだけお賽銭入れた?)僕は10円入れただけですけどそれでも(ご利益は)全部一緒やと思います」 その一方で、バブル真っただ中の1987年は賽銭箱にお札を入れる人も多く、中には100万円の札束や5円玉でつくった打ち出の小槌を納める人も。 “商売の神様”が祀られているだけあってお賽銭は”景気”に大きく左右されるようです。 (飲食関係)「心の景気はいつでもいいんですけど、実際の景気を上げていきたいですね」 (不動産)「インバウンドの売り上げが大きいので、不動産は追い風が来てます」 十日戎は10日の「本戎」と11日の「残り福」の3日間続きます。
MBSニュース