【NFL】ビルズSハムリンがジャガーズ戦でキャリア初のインターセプトを記録
現地23日(月)夜、全国放送されていた試合で心停止を起こしてから初めてマンデーナイトフットボールで先発を務めたバッファロー・ビルズのセーフティ(S)ダマー・ハムリンが、プライムタイムでの機会を最大限に生かした。
キャリア4年目のハムリンは47対10で勝利したジャクソンビル・ジャガーズ戦の第2クオーターで、クオーターバック(QB)トレバー・ローレンスのオーバースローをキャッチし、キャリア初のインターセプトに成功。ビルズ攻撃陣はその勢いを受けて4連続目のタッチダウンドライブを決めた。
試合後、QBジョシュ・アレンは『ESPN』に「あれは最高だった。俺たちはあれを必要としていた。彼にとっても、チームにとっても、重要な瞬間だった」と話したという。
今季3試合連続で先発出場しているハムリンは、ローレンスが第1ダウン残り10ヤードの場面でクロッシングルートを走るワイドレシーバー(WR)ブライアン・トーマスJr.に向けたパスに失敗したとき、絶妙のタイミングで絶好のポジションにいた。ジャガーズ陣41ヤード地点まで19ヤードもリターンしたハムリンは、チームメイトを引き連れて歓喜に沸く観衆に向かって走っていった。
ハムリンはチームメイトの反応について「特別なことだ」と『ESPN』に語っている。
「みんなは俺がこうして復帰を果たす上で大きな力になってくれた。俺を励まし、愛や優しさを示し、この道のりで必要なものをすべて与えてくれた。そして、俺が初めてインターセプトを決めたことを自分以上に喜んでくれたんだ。それはここバッファローにあるコミュニティと絆を示している。本当に特別な場所で、俺はその一部であることを誇りに思っている」
ハムリンがインターセプトを決めた直後の攻撃で、ビルズはプレー5回、41ヤードのドライブを展開。最後にWRカリル・シャキールがタッチダウンレシーブを決めたことでリードを27対3に伸ばしたビルズは、34対3でハーフタイムを迎えた。