阪神・岡田彰布監督

■プロ野球　DeNA1ー3阪神　（3日　横浜スタジアム） 阪神は今季最終戦でDeNAに勝利し74勝63敗1分の貯金11で終了、今季限りで退任の岡田監督は阪神の球団歴代1位となる552勝目（423敗29分）とした。先発・大竹は5回無失点で7年目で自身初の規定投球回に達し11勝目。決勝打は5回に大山が2点タイムリーを放った。4年目・石井がプロ初セーブを挙げた。近本は3打数1安打で今季160安打でヤクルト・長岡に及ばず3年ぶり2度目の最多安打のタイトルはならなかった。 スタメンは不動のメンバー、前川が6番レフト、木浪が8番、捕手には坂本が入った。 DeNAの先発・ケイは今季の阪神戦は3度目、0勝1敗、防御率3.48だった。1回、近本は三ゴロ、中野が中安打、森下が死球、森下はリーグ最多12死球目。1死一・二塁も大山は中飛、佐藤輝は空振り三振で先制できず、 大竹は中5日で今季24度目の登板、試合前まで10勝7敗、防御率2.90。3回1/3を投げれば自身初の規定投球回に達する。今季DeNA戦は2度目、前回の8月3日（横浜）は6回を5安打4失点で勝ち負けつなかった。 大竹は1回、梶原を左飛、牧を右飛、佐野を一ゴロに打ち取り三者凡退の立ち上がり。 2回の攻撃で先頭・前川が一内安打、坂本は一ゴロ、木浪が右中間にツーベースで1死二・三塁から大竹は空振り三振、近本が死球で2死満塁から中野は遊飛に倒れた。 大竹は2回、オースティン、宮崎、桑原を3人で退ける。3回は先頭・森敬に左安打も自らの牽制で刺す、伊藤とケイを連続三振に取った。 大竹は4回、先頭・梶原に四球に二盗を決められる。牧を中飛、佐野を二ゴロ、オーステインに四球で2死一・三塁も京田を遊ゴロに打ち取る。 5回の攻撃で先頭・近本が四球、中野が右安打、森下の三ゴロを京田が失策し無死満塁の絶好機に。大山がライト線に2点タイムリーツーベースを弾き返し先制。佐藤輝がライトへ犠飛を打ち上げ、3ー0とする。 大竹は桑原を右飛、森敬を左飛、伊藤を空振り三振に取る。大竹は5回を59球、1安打、2四球、5奪三振の無失点で規定投球回に達し降板し11勝目（7敗）。 6回の攻撃で1死から近本が160安打目の中安打、今季19個目の盗塁を決め1死二塁、中野は二ゴロ、途中出場・島田は四球で2死一・三塁も大山は左飛に倒れた。 6回は2番手・岡留が2死から牧に20試合連続となる左安打、蝦名に四球で2死一・二塁とするもオースティンを右飛に打ち取った。 7回の攻撃は1死から前川が右安打、坂本の犠打で2死二塁から代打・渡邉は空振り三振で追加点を挙げらず。 7回は3番手・富田が先頭・京田に中安打、桑原を遊ゴロ、森敬を投ゴロで2死二塁から代打・筒香の左飛を前川が落球し、3ー1となる。8回は4番手・島本が2死から蛯名に三内安打も蛯名の二盗を坂本が刺した。 9回は5番手・石井が2死から桑原にヒットも最後は森敬を空振り三振で締めて4年目でプロ初セーブを挙げた。 ≪阪神監督　通算勝利数　上位5位≫ 1位　岡田彰布　551勝 2位　藤本定義　514勝 3位　吉田義男　484勝 4位　松木謙治郎　460勝 5位　若林忠志　334勝