2024MotoGP第15戦インドネシアGP Moto3

　9月29日、2024年MotoGP第15戦インドネシアGP Moto3クラスの決勝がインドネシアのプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われ、ダビド・アロンソ（CFMOTO Gaviota Aspar Team）が優勝を飾った。2位はエイドリアン・フェルナンデス（Leopard Racing）、3位はダビド・ムニョス（BOE Motorsports）が続いた。 　日本勢は、鈴木竜生（Liqui Moly Husqvarna Intact GP）が7位、山中琉聖（MT Helmets-MSI）が17位、古里太陽（Honda Team Asia）は転倒リタイアとなっている。 　ホールショットを奪ったのは古里。2番手にイバン・オルトラ（MT Helmets - MSI）、3番手にコリン・ベイヤー（Liqui Moly Husqvarna Intact GP）が続く。ポールポジションのオルトラは、決勝を前にダブルロングラップ・ペナルティを科され、早々に勝負権を失った。 　オープニングラップから激しく順位が入れ替わり、ベイヤー、フェルナンデス、古里、アロンソが上位4台が激しく順位を争う序盤となった。5周目までにトップ4台に鈴木やダニエル・オルガド（Red Bull GASGAS Tech3）を加えた計10台でトップ集団を形成。 　折り返しの10周目、鈴木が古里の隙を逃さず抜いて4番手に上がると、翌周にアロンソも抜き表彰台圏内に浮上。残り9周、トップを走っていたベイヤーが8コーナーでまさかの転倒。トップのフェルナンデスに、オルガド、鈴木、古里など8台が続く。 　終盤に差し掛かり激しいバトルが展開され、トップ集団は順位が目まぐるしく変わる。残り3周で古里が転倒を喫してリタイア。トップがフェルナンデス、2番手にムニョス、3番手にアロンソで最終周に入る。 　10コーナーでアロンソが先頭に躍り出ると、最後まで守り切りトップでチェッカーを受けた。2位がフェルナンデス、3位がムニョスが続き、鈴木は悔しい7位でレースを終えた。 ■2024年MotoGP第15戦インドネシアGP Moto3 決勝（20周） 天候：晴れ　路面：ドライ Pos.／No.／Rider／Team／Motorcycle／Time／Gap 1／80／ダビド・アロンソ／CFMOTO Gaviota Aspar Team／CFMOTO／32’57.410 2／31／エイドリアン・フェルナンデス／Leopard Racing／ホンダ／+0.085 3／64／ダビド・ムニョス／BOE Motorsports／KTM／+0.225 4／36／アンヘル・ピケラス／Leopard Racing／ホンダ／+0.664 5／58／ルカ・ルネッタ／SIC58 Squadra Corse／ホンダ／+0.835 6／96／ダニエル・オルガド／Red Bull GASGAS Tech3／ガスガス／+0.862 7／24／鈴木竜生／Liqui Moly Husqvarna Intact GP／ハスクバーナ／+1.300 8／66／ジョエル・ケルソ／BOE Motorsports／KTM／+1.835 9／48／イバン・オルトラ／MT Helmets - MSI／KTM／+16.664 10／10／ニコラ・カラーロ／LEVELUP - MTA／KTM／+16.674 11／99／ホセ・アントニオ・ルエダ／Red Bull KTM Ajo／KTM／+16.770 12／18／マッテオ・ベルテッレ／Kopron Rivacold Snipers Team／ホンダ／+16.807 13／19／スコット・オグデン／FleetSafe Honda - MLav Racing／ホンダ／+17.005 14／78／ジョエル・エステバン／CFMOTO Gaviota Aspar Team／CFMOTO／+17.244 15／82／ステファノ・ネパ／LEVELUP - MTA／KTM／+23.804 16／12／ジェイコブ・ロールストーン／Red Bull GASGAS Tech3／ガスガス／+26.124 17／6／山中琉聖／MT Helmets - MSI／KTM／+39.312 18／55／ノア・デットワイラー／CIP Green Power／KTM／+57.340 RT／72／古里太陽／Honda Team Asia／ホンダ／3Laps（リタイア） RT／95／コリン・ベイヤー／Liqui Moly Husqvarna Intact GP／ハスクバーナ／9Laps（リタイア） RT／54／リカルド・ロッシ／CIP Green Power／KTM／10Laps（リタイア） RT／85／チャビ・スルトゥサ／Red Bull KTM Ajo／KTM／10Laps（リタイア） RT／5／タチャコーン・ブアジー／Honda Team Asia／ホンダ／16Laps（リタイア） RT／93／ファディラ・アディタマ／Honda Team Asia／ホンダ／16Laps（リタイア） RT／7／フィリッポ・ファリオリ／SIC58 Squadra Corse／ホンダ／18Laps（リタイア） RT／22／ダビド・アルマンサ／Kopron Rivacold Snipers Team／ホンダ／18Laps（リタイア） [オートスポーツweb 2024年09月29日]