大阪・造幣局で「桜の通り抜け」開催前日の特別観桜会 ミャクミャクも登場
事前申込制で今年は7日から13日まで開催
春の恒例行事である造幣局(大阪市北区)の「桜の通り抜け」が始まる前日の6日、お年寄りや体の不自由な人たちを招待する「特別観桜会」が行われた。桜の通り抜けは事前申込制で、今年は7日から13日まで開催。平日は午前10時~午後7時半、土日は午前9時~午後7時半に開かれる。 【写真特集】大阪・造幣局で「桜の通り抜け」開催前日の特別観桜会(撮影:具志堅浩二)
近隣の小学校の児童らも招待された
特別観桜会は、大阪府や大阪市などからの推薦および自身で申し込んだお年寄りや体の不自由な人たち約1800人と、造幣局近隣の小学校や幼児園などの児童・園児が招待された。
桜の花を見て「きれいね」の声
気象庁によると、6日午前10時現在の大阪市の気温は17.8度。曇り空の下、構内に咲く桜の花を見て「きれいね」などと感動の声をあげたり、桜の前で記念撮影に興じたりする招待客の姿があちらこちらで見られた。
ミャクミャクなどのキャラクターが駆けつけた
枚方市から夫婦で来たという70代の男性は、友人が毎年のようにこの桜の通り抜けに来ていると聞き、「一度来てみたい、と思って応募しました。感無量です」と話していた。
この日は、2025年大阪・関西万博の公式キャラクターであるミャクミャクと、造幣局の公式キャラクターというコインくんも登場。彼らと記念撮影を行う招待客の姿もあった。
「桜の通り抜け」は明日が初日。造幣局によると「桜の通り抜け」が始まったのは1883(明治16)年のこと。140年目を迎える今年は、約24万4000人の入場を見込むという。 (取材・文:具志堅浩二)