令和からのガーリーブーム：バレリーナからインスパイアされた新トレンド「バレエコア」とは？
まだまだ人気は収まらないバレエコアブーム
先日発表された、「JC・JK流行語大賞2024上半期」のモノ部門［1］でも1位にランクインしたバレエコア。 なぜこんなにも多くの人を魅了しているのだろうか。 映画『ダンサー イン Paris』が2023年に公開されたり、バレエ用品を手がける「チャコット」がアパレルとのコラボレーションで人気を博したりなど、近年バレエ自体が注目を浴びているのも確かだが、トレンドの熱はさらに増しているような気がする。 もちろん、K-POPアイドルの継続した人気というのもあるが、3～4年前を思い返すと、Y2Kやストリートファッションなどのカジュアルなファッションブームが相次ぎ、マスへと向けたガーリーブームは皆無だった。 ガーリーブームが生み出す甘くて儚げな世界は、そのアイテムを身につけるだけで、柔らかい気持ちになり、心を潤すことができる。 コロナ禍のダメージを乗り越え、やっと軽やかに動き出した2020年代。去年に引き続き、バレエコアの流行が今もこうして乙女心をノックしてくれるのを考えると、私たちはほんの少しだけ「甘い世界」に飢えていたのかもしれない。 ［1］Z世代向けのマーケティング支援などを手がける株式会社AMFが、2024年1月～6月までのトレンドをまとめた「2024年上半期の流行語大賞」
