「もう1品ほしい時」は練り物にお任せ! 焼いてのせるだけの簡単レシピ「はんぺんのハムチーズエッグ」を作ってみた【書評】
のりふ民さんが考案したというレシピのひとつ「ちくわボード」は、縦半分に切ってボード状になったちくわのくぼんだ部分に具材をのせる、というアイデアが新鮮。ツナ缶・マヨネーズ・コチュジャンを合わせた具材をちくわにのせたら、みょうがと白ごまをトッピング。ちょっとピリ辛でしっかりと味があるので、ごはんのおかずが足りない時にもおすすめです。 焼く・あえる・混ぜ込むなど、はんぺんレシピの万能さにも驚かされました。どれも美味しそうで迷いましたが、今回はメイン料理にもなりそうな「はんぺんのハムチーズエッグ」をチョイス。はんぺん・ハムチーズ・半熟の目玉焼きを順番に重ねるのですが、それぞれ焼いてからのせるのがポイントで、仕上げにはマヨネーズとしょうゆをオン。10分もかからず、簡単に完成しました!
見た目のインパクトもさることながら、その美味しさと言ったら…。はんぺんのフカフカ食感の上に、この具材ですから、口の中にトロトロのハーモニーが生まれ、とってもメルティーな味わい。口の中が幸せ…。“今日はトーストの気分じゃないな”という時の朝ごはんや、小腹がすいた時のおやつ、夜食などにいかがでしょうか。
お正月といえば、おせち料理。おせち料理といえば、紀文のかまぼこ。本書には、かまぼこを切って可愛い干支の姿に進化させた「干支の飾り切り」の作り方も載っています。もちろん、来年の干支である「巳」の飾り切りも。可愛らしい干支のかまぼこで、お正月の食卓がより一層盛り上がりそうです。
トリビアのページでは、美味しいおでんを作るための具材の投入タイミング、パンケーキやオムライスに混ぜ込むとフワフワに仕上がるというはんぺんの活用法など、今すぐ食卓に取り入れられそうなアイデアの数々も公開されています。ちくわ・はんぺん・かまぼこの可能性は無限大!? 紀文の商品をいただく機会が増えそうなこれからの季節、食卓の楽しさが広がること間違いなしです。 調理・文=吉田あき