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三井物産の子会社でデータ活用マーケティング事業のLegolissは、広告のROI(投資利益率)を最適化する「広告ROI最適化パッケージ」の提供を始めたと7月12日に発表した。米国Treasure Dataの日本法人、トレジャーデータとの戦略的パートナーシップの第1弾で、顧客データ活用サービス「Treasure Data CDP」のエントリーパッケージとしてユースケースを限定し、CDP(顧客データ基盤)の初期費用や工数を削減して早期活用できる。

Treasure Data CDPは散在するデータを集めて統合し、幅広く分析・活用できる。広告ROI最適化パッケージでは、データ活用の最初のステップとして既存顧客のデータを広告施策に活用して無駄な広告費を削減し、ターゲット顧客への効率的なアプローチで広告費用対効果の向上を目指す。広告流入からファン化までの顧客導線を一元管理して、LTV(顧客生涯価値)を考慮した広告評価でROIを最適化できるようになる。

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各施策のデータが分断されているために実現できていない

広告ROI最適化パッケージのイメージ図

LTVも加味して広告の効果を測定

散在するデータを集めて統合、分析やマーケティング施策に活用するデータマートを構築

CDPの導入では要件定義から実装、運用フェーズまで中長期的に支援し、プロジェクトの進行管理からデータエンジニアリング業務、運用サポートまで全面的な対応が可能。「進め方が分からない」「社内にデータを扱える人材が不足している」「使いこなせるかどうかが不安」などの課題を抱える企業でも利用できる。各企業のフェーズに応じて必要なサービスを提供して、段階的に高度なデータ活用が進められるようサポートしていく。