〔欧州株式〕軒並み上昇=英0.83%高、独0.93%高(1日)
【ロンドン時事】週末1日の欧州株式市場は軒並み上昇した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は4日ぶりに反発し、前日終値比67.05ポイント(0.83%)高の8177.15で引けた。週間ベースでは0.87%安。 ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.93%高(週間は1.07%安)、フランスCAC40種指数は0.80%高(同1.18%安)、ストックス欧州600種指数は1.09%高(同1.52%安)だった。 最近の売りの流れを受け、この日は安値拾いなどの買いが優勢となった。セクター別では、金融株やハイテク株の上げ幅が大きかった。ただ、米大統領選の結果を翌週に控え、積極的に買い上げる動きは見られなかった。 FTSEの構成銘柄では、生活用品大手レキット・ベンキーザーが6.62%高、資産運用大手シュローダーが4.30%高、同業インターメディエイト・キャピタル・グループが3.30%高と大きく上昇。一方、住宅大手ビストリー・グループは1.65%安、賭け屋大手エンテインは1.42%安、包装資材大手DSスミスは1.19%安と下げた。 DAXでは、医療機器のザルトリウスが2.44%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーが2.08%高、化学大手BASFが2.04%高と買われた半面、商用車大手ダイムラー・トラックは1.32%安、ハノーバー再保険は0.83%安、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は0.49%安で取引を終えた。