ザック・セイバーJr.がゲイブ・キッドとの激戦を制して『G1』首位通過「俺がIWGP世界ヘビー級王座を手に入れる」
次線に向けて「SANADA、タノシミヨ。ヒサシブリネ」
新日本プロレスは8月8日 (木)、神奈川・横浜武道館にて『G1 CLIMAX 34』第13戦を開催した。 【動画】『G1 CLIMAX 34』ザック・セイバーJr. vsゲイブ・キッド(試合ハイライト) 『G1 CLIMAX 34』 日時:2024年8月8日 (木) 17:30開場18:30開始 会場:神奈川・横浜武道館 観衆:2,906人(満員) セミファイナル(第9試合)では『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦が行われ、ザック・セイバーJr.(5勝2敗)とゲイブ・キッド(3勝4敗)が対戦。 2021年の「NEW JAPAN CUP」で対決した両者が再び対峙する形となったが、今やゲイブは王者としての実力を誇示し、テクニカルマスターのザックに挑む。 試合はゲイブの激しいチョップ攻撃から始まり、ザックは持ち前のテクニックで応戦する。序盤から両者の力と技がぶつかり合い、激しい攻防が繰り広げられた。 ゲイブは圧倒的な力でザックを追い詰めるが、ザックは巧みなアームバーで応戦し、ゲイブの攻撃を巧みに切り抜けた。 試合中盤、ザックはゲイブの肘を攻撃し、強烈なアッパーカットを放つが、ゲイブもジャーマンスープレックスで反撃。 試合は一進一退の展開となり、どちらが勝つかわからない状況に観客も息をのむ。 試合終盤、ザックはゲイブの腕を徹底的に攻め立て、腕ひしぎ逆十字で捕らえようとするも、ゲイブはパワーで切り抜ける。 しかし、ザックのスリーパーで意識を奪われたゲイブに反撃の余地はなく、レフェリーが試合を止める。 この試合でザックは6勝2敗とし、Aブロック1位で決勝トーナメント進出を決めた。 <試合結果> ▼セミファイナル(第9試合) 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr. 〇(6勝2敗=12点) vs ゲイブ・キッド ×(3勝5敗=6点) 16分20秒 レフェリーストップ ■試合後バックステージコメント ザック「(胸を)ズームしてくれ。俺の闘魂を疑うなら、これが俺のその証だ。この証をつけた男はレフェリーが介入するまでリングの真ん中でいびきをかいていたぞ。俺はニュージャパンで誰よりもゲイブリエル・キッドを理解してる。あいつのポテンシャルを誰よりも先に見出していた。ゲイブ・キッドがニュージャパンドージョーに入門できて俺以上に喜んだヤツはいない。そして、この会社にゲイブリエル・キッドよりも心身ともに強いヤツはいない。あいつはマッド(イカれてる)だ。そしてそれを誇りにしてる。 でも幸い、ピーター・ゲイブリエルには頭がない。アタマナイネ。それが幸い、頭脳が備わった時は世界で最も危険なプロレスラーとなるだろう。ピーター・ゲイブリエル、お前に一番の褒め言葉を言うとしたら、今日、お前に勝利をした俺を止めるヤツはもうこのトーナメントにはいないということだ。誰もいない。俺しかいない。逆境も乗り越えてきた。紳士として威厳を持って負けを受け入れてきた。でももう負けることはない。(赤くなった胸を指差しながら)誰も『G1 CLIMAX 34』を制覇するザック・セイバー Jr.を止められない。 SANADA、タノシミヨ。ヒサシブリネ。3ネンブリ?(※最後のシングルマッチは2012年7.22大阪、ダブルフォールにより引き分け) ナガオカ? ナガオカハ、イイマチネ。ゲイブリエル・キッドは俺を止められなかった。坊や、真剣にやってこいよ。ムカつかないのか? トーキョードームのメインイベントを張ったんだぞ。なのにお前は仲間達と逃げてばかりだ。その態度でかかってきたら、俺は数分でタップアウトさせる。本気を見せろ。俺がIWGP世界ヘビー級王座を手に入れる」 ※ゲイブはノーコメント <写真提供:新日本プロレス>
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