【独占密着】斉藤由貴(58)歌手デビュー40周年へ デビューした長女・水嶋凜との親子公表へ思い告白
支えになった最愛の母と “歌うこと”
斎藤さんにとって“最愛の母”の存在は、とても大きいと語ります。 斉藤由貴: 母がとにかく、それこそ私が20歳くらいのときに、私がどうしたらいいか分からなくて「わ~」ってなったりとか、あまりにも忙しいときに、「何がこの先あろうと、私はあなたの味方だから」って言われたことがあって。 いやぁ、私みたいなのを娘に持ってたいへんだろうなって思うんですけど、朝は暗いうちに家を出て、夜は今日中には帰ってこないという日々を何年も暮らしていたわけですけど、どんなときでも絶対ににっこり笑って、おかえりとかいってらっしゃいとかっていうことを欠かさなかったから本当に偉いなって。 そんな母の背中を見て、走り続けてきた斉藤さん。しかし、自身の歌については、意外な本音も…。 斉藤由貴: 私は基本そんなに、技術的なことで言えば歌がそんなに上手ではないんですね。 ですから、自分にできる表現、お客さんに届けられる表現っていったら、やっぱり演技表現だと思うんです。 そうやって歌うと、歌いながら自分が納得できる。自分が本当に歌の中にのめりこむことができる、歌の世界に。
2024年最後の『卒業』で涙
そして迎えた、2024年最後となるステージ。その最後の曲は…やはり『卒業』です。 斉藤由貴: この仕事を始めて、もう早いもので私は40年たつんだそうです。 もう、あんなにたくさんのことがあったのに、特に濃密な若い時代を、あんなに忙しくて濃密な、きらきらした若い時代を送ったはずなのに、いろんなことが遠い過去になるとそんなにたいしたことじゃなくて、「あぁ人生ここまできたんだな」と正直そんな感じの感想です。 斉藤由貴: でもそんな中でも、もう何遍も歌い続けているからかもしれませんけど、この曲は私にとって一生の宝物だと思います。 (『めざまし8』 2024年12月17日放送より)
めざまし8