バルセロナDFアラウホがユベントスと合意済み 今冬移籍にゴーサインとイタリア紙報道
バルセロナのウルグアイ代表DFアラウホ(25)がユベントス移籍にゴーサインを出したとイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルト電子版が7日に報じた。 ユベントスは現在、ダニーロの今冬退団が決定的となり、ブレーメルとカバルが負傷していることで、DF2人の補強が必要となっている。そんな中、アラウホとフェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコが候補を挙げているとのことだ。 ユベントスは今月、19日間で6試合という過密日程に臨むため、クラブのフットボールディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントーリはできれば来週中にはイタリアに連れていくことを目指して、すでにアラウホと接触済みであり、すでに合意を得ているという。ユベントスが望む契約条件は、買い取り義務オプションが付いた有償の期限付き移籍であるとのことだ。 また同紙はハンツコを獲得してもアラウホとの加入に何も影響しないとのこと、サラリーキャップ(選手の契約年数に合わせて分割された移籍金や選手年俸などの限度額)に大きな問題を抱えているバルセロナはアラウホを放出した場合、選手の給料を削減できることを併せて報じている。 アラウホのバルセロナとの契約は26年6月30日まで。4日に行われた国王杯3回戦バルバストロ戦後、契約延長について質問を受けた際、「その件についてはクラブと話し合っているが、僕は今、再びプレーし、出場時間を増やすことに集中している」と語るにとどまり、自身の去就について明言しなかった。 (高橋智行通信員)