福岡が主将CB奈良竜樹と契約更新! “博多の闘将”はケガからの復帰が待たれる
アビスパ福岡は28日、主将CB奈良竜樹との契約延長を発表した。 1993年9月19日生まれの奈良は現在31歳。対人や空中戦の強さはJ屈指と評される同選手は、北海道コンサドーレ札幌の育成組織出身だ。2種登録された2011年にトップチームデビューを果たした後、翌年に正式に昇格し、すぐさま主力に成長。2016年からプレーした川崎フロンターレでも、“エース封じのスペシャリスト”として、クラブ史上初のJ1優勝を筆頭に計4タイトル獲得を経験した。 アビスパ福岡には、鹿島アントラーズでの1年を経て、2021年に加入する。1年目から最終ラインを支えると、2023シーズンからはキャプテンにも就任。同シーズンのルヴァンカップ優勝に導き、クラブに初めて国内主要3大タイトルをもたらすなど、“博多の闘将”として確固たる地位を築いている。 そんな奈良だが、キャリアにおいて度重なるケガに悩まされてきた。U-23日本代表でも主力を張っていた中、リオオリンピック直前に負傷。残念ながら、本大会出場を逃していた。その後も負傷離脱を強いられる時期があり、左膝の手術を実施した今年6月には全治約10カ月から12カ月の診断を受け、2025シーズン序盤戦も間に合わないことが見込まれている。
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