全米女子OPの裏 待望の初優勝への期待| ヨネックスレディス | JLPGAツアー
JLPGAツアーの2024シーズン第14戦「ヨネックスレディス」は31日、新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブ(6339ヤード/par72)で開幕する。賞金総額9000万円、優勝賞金1620万円の3日間大会は、2年ぶりに新潟での開催となる。 静岡県富士宮市の朝霧ジャンボリーGCで行われた前年大会、セカンドカット実施して27ホールに短縮された競技を制したのが川岸史果だ。男子ツアー通算6勝の川岸良兼の娘で、ルーキーイヤーの2017年にブレークしたが、その後は低迷していた。佐久間朱莉とのプレーオフを制し、復活の通算2勝目をマークした。 2連覇を狙う今大会初日は19年大会覇者の上田桃子、新潟出身でヨネックスと契約を結ぶホステスプロの若林舞衣子との同組になった。 リベンジに燃える21歳の佐久間にとっては初優勝を狙うチャンスだ。海外メジャーの今季第2戦「全米女子オープン」と同週開催のため、メルセデスランキング1位の竹田麗央や前週大会を制した岩井明愛、双子の妹である岩井千怜、さらに2シーズン連続年間女王の山下美夢有らが不在。メルセデスランク上位5人が欠場となり、同ランク6位の佐久間がトップランカーになる。 なかなか初優勝を挙げられない中で、一学年下の竹田や神谷そら、櫻井心那らがブレークした。まずは蛭田みな美、天本ハルカと同組になった初日にスタートダッシュを切りたいところだ。 さらに注目は黄金世代の高橋彩華。今季は2季ぶりの優勝には届いていないが、安定して上位フィニッシュを続けるなどトップ10回数は全体3位となる7回。地元の新潟県でファンに勇姿を見せたい。