ウェストハム、“今夏就任”ロペテギ監督の解任を検討? 週末のクラブ役員会で去就が決定か
ウェストハムを率いるフレン・ロペテギ監督に指揮官解任の可能性が浮上した。4日、イギリスメディア『BBC』やイギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。 現在58歳のロペテギ監督は、現役時代にラージョ・バジェカーノなどでプレー。2002年に引退を発表し、翌年の夏から同クラブの監督として指導者デビューを果たした。レアル・マドリード・カスティージャや世代別のスペイン代表、ポルトで監督を歴任。2016年夏からはスペインのA代表で指揮官を務めた。2019年夏から率いたセビージャでは初年度からクラブをヨーロッパリーグ優勝に導き、2022年11月にはウルヴァーハンプトンの監督に就任したものの、約9カ月で退任となった。 迎えた今シーズンからウェストハムの指揮を執るロペテギ監督。しかし、クラブは今夏に1億2000万ポンド(約229億円)以上を費やして大型補強を敢行したが、ここまでリーグ戦4勝3分7敗の14位と黒星先行の結果となっている。 そんななか、複数の現地メディアはウェストハムがロペテギ監督の解任を検討していると報道。同監督は直近5試合でわずか1勝と苦しんでおり、『BBC』はスペイン人指揮官の将来が「今週末に行われるクラブ役員会にかかっている」と主張した。 また、『デイリー・メール』は所属選手との軋轢を指摘。先月30日に行われたアーセナル戦のハーフタイムに、フランス代表DFジャン・クレール・トディボと激しい口論へ発展したと報じている。一方、続く今月3日のレスター戦で同選手がメンバーから外れた理由が“そけい部の痛み”であることも強調。衝突が深刻ではないと指摘したものの、「チームの進歩に大きな懸念が広がっている」と解任の可能性を伝えている。
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