メッセナゴヤが開幕 新価値創造のきっかけに
愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所が主催する国内最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2024」のリアル展示会が30日、名古屋市港区のポートメッセなごや第1展示館で開幕した。第19回目となる今回は、4年連続でリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催。リアル展示会は国内外の鉄鋼・非鉄金属を含む多様な産業界から、778の企業・団体が出展し1日まで行われ、5万3000人の来場者を見込む。オンライン展示会はすでに始まり、11月29日まで開催される。 開会式の主催者あいさつで嶋尾正名古屋商工会議所会頭(大同特殊鋼相談役)は、「メッセナゴヤ最大の魅力は、異業種交流を通じ新しい発見やひらめき、チャンスに巡り合うこと。業種や業態、規模の大小を超えたさまざまな出展者が、最新の製品や技術、独自のサービスで来場者とつながり、新たなビジネスが広がる。昨今のビジネス環境は、人手不足やコストアップに不安定な世界情勢も加わり、極めて予測困難な状況にある。メッセナゴヤを舞台に、この時代に果敢に挑戦する意欲あふれる企業同士による活発な交流が展開され、新たな価値創造のきっかけとなることを期待している」などと語った。