やっぱり安心なのはドイツと日本!? インドネシアのVIPが乗るクルマは「レクサス」と「メルセデス」多し!
インドネシア副大統領がGIIAS2024を訪問
インドネシアにおける2大自動車ショーとなる、GIIAS(ガイキンド・インドネシア国際オートショー)や、IIMS(インドネシア国際モーターショー)では、開幕式に所管大臣などの閣僚が出席することが恒例となっている。2024年7月18日から28日の会期で開催されたGIIAS2024においては、事前情報ではジョコ・ウィドド大統領が会場を訪れるとのことであった。ところが当日朝になり、出展関係者からアマルフ・アミン副大統領が会場を訪れるとの情報が寄せられた。 【写真】プーチンも愛用! ロシアの”超”高級車「アウルス」とは 朝食を済ませてホテルから会場をめざすと、会場正面玄関付近には迷彩服を着て自動小銃を持った多数の兵士がいた。大統領がくるときにはもしもの事態に備え、対空高射砲のようなものまで用意されたりするのだが、それがないところを見ると、大統領ではないがセキュリティレベルの高さから、副大統領がくるというのは間違いないようであった。 例年は開幕日の午前9時ごろから、副大統領などのVIPが到着次第開幕式はスタートしていた。しかし、今回は中国メーカーを中心に出展社が多くなったこともあり、開幕式終了後のおよそ半日でプレスカンファレンスをこなすことができなくなったのか、開幕式前日をプレスデーとして、丸1日プレスカンファレンスを行っていた。それでも開幕日の朝一番で開幕式が行われるのかと思っていると、今回は午前11時ごろから行われるとのことであった。 VIPが会場に到着する1時間ほど前になると、セキュリティ上の理由から会場への出入りができなくなる。開幕日はとにかく朝早めに会場に入っておかないと、出入りがシャットダウンされなくとも、時間が経てば経つほど会場に入るのに時間を要することになるからである。 筆者はインドネシア語がわからないので、インドネシア語で行われる開幕式に出席してもあまり意味がない。しかも、開幕式が行われる会場のホールへの出入りも制限されるので途中退席もままならなくなってしまう。したがって、開幕式の間は車両などの展示会場が空いているので、車両撮影などを行っている。本当はVIPが到着するときの車列を撮影したいのだが、リスクが高いので泣く泣く諦めていた。