Steamのトップ50タイトルの半分がインディーゲームで、毎日リリースされるゲームのうちヒット作になる確率は約2%!?Steamゲーム20万件徹底分析、その結果は…?
「Steamユーザーレビュー”圧倒的に好評”のTOP50の約半数がインディーゲーム」「Steamでは毎日約70件のゲームがリリースされているが、肯定的な評価を得るのは約22%で、そのうち10,000件以上の評価を得るのは2%」……そういった感じで、Steamの各種データについて分析した動画が話題となっています。 【画像全14枚】
独自収集したデータから導かれるさまざまな示唆。「デッキ構築型ローグライク」というジャンルへの詳細な言及も
今回話題となっているのはNewbie Indie Game Devにより2024年12月9日に公開された、「I Scraped the Entire Steam Catalog, Here□s the Data」(Steamカタログ全体から拾い集めたデータがこれだ)という動画です。公開されるや否や海外圏で注目を集め、2024年12月12日現在、わずか3日で再生数は19万回を超えています。
動画の制作者はSteamの各ページや外部サイトのAPIを使用し、Steamに登録されているゲーム約20万件のデータベースを制作するところから始めました。こうして収集したデータから、さまざまな法則を見つけ出しています。
まずはSteamで公開されているゲームの件数と、高評価の割合、そしてユーザーレビューが10,000件を越えるヒットとなっているかどうかの割合です。年々Steamで公開されているゲームの数は増え、2024年には22,000作を越えていますが、そのうちユーザーレビューが高評価なものは約22%、レビューが10,000件を越えるヒット作の割合はわずか2%と解説しています。なお、その2%の具体的な作品は近年の例で言うと『Sifu』が当てはまるとしています。
次に、「ゲームタイトルで多く使われる単語」が列挙されました。もっとも一般的な単語は「adventure」「simulator」「shooting」で、ファンタジー関連の「dragon」「monster」といった単語も良く使われています。また、「zombie」や「cat」など、Steamで利用可能なタグと一致する単語もよく使われているということです。動画中では「プレイヤーの記憶に残るタイトルを付けたい場合は、これらの単語は使用しない方が良いかもしれない、でもこれらの単語はプレイヤーの共感を呼びわかりやすいという利点もある」と述べています。
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