ドッグアンカーは必須! 愛犬と一緒にキャンプを楽しむための気を付けるべきポイントとは
家族の一員である愛犬と共に、アウトドアを楽しみたいという人も多いはず。今回はわんちゃんと一緒にキャンプに行く時の注意点や、より安全に過ごすためのポイントをご紹介します。 【写真】愛犬連れキャンプの必需品とマナー問題を見る(全7枚)
各キャンプ場のルールを守ることが大前提!
まず最初に必要なのは、行き先のキャンプ場がペットOKなのか確認すること。ペット可のキャンプ場であっても、独自のルールが設定されていることも多いので注意が必要です。代表的なところでは、リード装着の義務やペット進入禁止エリアの設定など。各キャンプ場のルールを確認し、それに従って行動することが最も重要です。 次に気を付けるべき点は、わんちゃんの「無駄吠え」。いつもと違う環境に興奮して吠えてしまうことも多く、周囲の迷惑にならないよう配慮しなければなりません。吠えてしまった時にすぐに落ち着かせられるよう、普段からしつけておくことも大切ですね。 またキャンプ場に到着したら、「犬がいて少し迷惑をかけるかも」と近くのサイトに挨拶をしておくという人も。お互いに気持ち良く過ごすためには必要なコミュニケーションかもしれません。ただしキャンプ場での声かけを望まないという人もいるので、環境や相手に合わせて判断することが求められます。
見落としがちな「抜け毛」対策
わんちゃんの抜け毛が意外と周囲の迷惑になることも。特に食事中などは、サイトをまたいで抜け毛が飛んできたら気になりますよね。キャンプに行く前にはしっかりとブラッシングをして、滞在中はなるべく抜け毛を出さないようにしましょう。換毛期でどうしても抜けてしまう場合は、洋服を着せることも有効な対策となります。 また、わんちゃんが安全に過ごすためにはリードを繋ぐためのドッグアンカーが重要アイテムとなります。テント設営や食事の際、ついついテーブルや椅子にリードを繋いでしまいがちですが、倒れたり外れたりする可能性があるのでとても危険。ドッグアンカーを使用するか、抜けないようにしっかりと打ち込んだペグにリードを繋いでください。
オートサイトなら車中泊という選択肢も
クルマの乗り入れが出来るオートサイトの場合、夜はわんちゃんを車内のケージで寝かせるというケースもあります。夜間は飼い主の目が届かないので、万が一の脱走や野生動物との接触を防ぐためにも、屋外で寝かせるのは避けた方が良いかもしれません。サイトの近くにクルマを置いておけるのかどうかも事前に確認したいポイントですね。 その他、糞尿の後始末をしっかりすることや、拾い食いをしないように注意すること、火元に近づかないように対策をとるなど細やかな気配りも必要です。 周囲の人もわんちゃんも安全に気持ち良く過ごせるように、しっかり配慮しながら愛犬とのアウトドアを楽しみましょう。
野中陽平