キアヌ・リーブス、ケリー・スレーター、眞木蔵人etc. 憧れの人物から考察!「スタイル」ってなんだ?
オーシャンズの連載でもお馴染みの種市暁さんと渡辺真史さん、そして三浦理志さん。いつも我々の手本となる3名を迎えての対談をお届けしたい。 ▶︎すべての写真を見る そもそも「スタイル」っていったい何なんだ?
対談したのはこの4人
ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ ディレクター 渡辺真史さん 新旧の名所案内という目線から東京の“スタイル”を紐解く「渡辺真史のTOKYO探訪」を連載。本対談ではファッション目線で大人のスタイルを深掘りしてもらう。
モデル 三浦理志さん サーフィンと畑仕事を両立した“サーフ&ノーフ”の暮らしを実践中。連載「ミウラメシ」ではリアルなライフスタイルから生まれたレシピを紹介。養蜂に挑戦したり、調味料作りの会社を設立するなど活躍の場を広げている。忘れがちだが本業はモデルだ。
フリープランナー 種市 暁さん 連載「種カジのタネあかし」では稀有なスタイルを惜しみなく披露。興味の先は食からヴァンライフまで実に幅広く、身体を動かす趣味はサーフィン&スノーボードと横乗り限定。
OCEANS 統括編集長 原 亮太 音楽、アート、落語を好む。カルチャーにリスペクトを抱きつつも、ファッション目線のスタイリッシュ要素も求めてしまうという面倒な性質。酒に対しても最上級の敬意を払う。
「背景」や「カルチャー」が共通項!? スタイルある人が“スタイルある”と思う人
原 本誌6月号のテーマは「スタイルのある人」。ファッション誌としてはなかなか難しいテーマです。そもそも、作ろうと思って作れるものなのか?っていう疑問から始まる気がして。 渡辺 実は、自分が服作りを始めたときからずっと考えているテーマでもあるんです。スタイルとは何か、って。 種市 スタイルとファッションが結びつくこともあれば、相反することもある。だから余計にややこしいですね。 三浦 スタイルって個性とか生き方でもある。これ答え出るのかな(笑)。 種市 直感ですけど、実はマーシーさんのような存在にヒントがある気がします。 原 サーフィンから畑作りまで、生活そのものがスタイルになっている感じですよね。 三浦 ホントに!? でも好きなことをやるってのは大事だよね。自分の周りもそういう人ばかり。 渡辺 自然体はやっぱり強い。でも自分を作り込んでいくこと、探し続けていくこともまた楽しい。どちらもスタイルを到達点としているのは同じで、アプローチが違うだけなのかも。 三浦 ほら、やっぱりこのテーマは難しくなるんだよ。