「交通系ICカードで!」→会計時の「神客」だ レジ接客のベテランが考えるスマートな支払い方法とは?
キャッシュレス化が進み、会計時の決済方法が多様化した。そんななか、会計時に「交通系ICで」「クレジットカードで」と、決済方法を明確に伝える「神客」がX(旧Twitter)で話題に。 【写真】支払い方法がいろいろ増えすぎて…正確に伝えましょう 「7年程レジ接客やってた人間としては…… ・『クレジットで』と言ってくれる人は神 ・『PayPayで』等とバーコード決済の種類を言ってくれる人も神(対応してないやつとかある) ・"iD"と楽天"Edy"まじで聞き間違えるからフルネームでお願い ・『交通系で』と言ってくれる人も神」 Xにそうポストしていた人は、長年スーパーに勤務するベテランのレジ接客担当者。店のシステムや担当者によってさまざまな意見はあるが、この方が言うには、会計時に支払い方法をたずねた際に、「『クレジットで/現金で』などと、はっきりと答えてもらえるのがいちばんスムーズ」なのだという。 「もちろん、『カードで』とだけおっしゃって頂いても構いません。その場合、決済ミスを防ぐために『クレジットですね?』と復唱しています。クレジットに関しては、『差し込み式』と『タッチ式』の2通りがあり、店頭によってそれぞれ操作が違うため、タッチの場合は『クレジットのタッチで』と伝えてくださると嬉しいですね」(投稿者)
接続障害に備えて「現金」を
また、「iD」と「楽天"Edy"」のように、BGMや喋り声が響く店内では聞き取りづらい名称もあるため、『楽天Edyで』などと、フルネームで伝えてもらえるとありがたいという。 「QRやバーコード決済に関しても、店頭によってはPayPayは対応済、メルカリペイは未対応といった場合もあります。出来る限りこちらでも判断させて頂きますが、お客様の方から『〇〇payで』と名称をおっしゃってもらえると、よりスムーズに事が進みます」(投稿者) なお、地域ごとに多くの名称がある交通系ICカードに関しては、「例えば、関西圏なら確実に『ICOCAで!』と言って頂いても伝わると思いますので、その地域に適した呼び方でも、『交通系ICカードで』でも問題ないと思います」と、投稿者。 ちなみに、QRやバーコード決済では、会計前にスマホの画面を立ち上げておくことは当然だが、先日起きたPayPayの接続障害のような場合を想定して、「ある程度”現金”を持っておくことが理想的」と、投稿者。 「レジで働いていて感じるのは、現金を持ち合わせてない方が結構いらっしゃるということです。先日のような接続障害が起きた場合、お客様ごとに別のお支払い方法を伺いますが、『じゃあ現金で!』と言って頂けると安心します。現金でなくとも、いくつかの決済方法を用意して頂けると、お互い穏やかにレジを終えられるかと思います。たまに、今からATMでお金下ろしてきます!と言ってATMに走って行くお客様も見受けられます(笑)」(投稿者)