村長がパワハラと公職選挙法違反の疑い パワハラの有無や時期などを村の全職員にアンケートへ【長野・宮田村】
宮田村の小田切康彦村長が、職員に対して書類を投げつけるなどのパワハラ行為をした疑惑があるということが分かりました。また、公職選挙法違反の疑いもあるということです。 2日午後4時から宮田村の議場で行われた臨時の全員協議会。 小田切康彦村長は、自身のパワハラ疑惑について言及しました。 ■宮田村 小田切康彦村長 「民間企業と比べると公務員は逆行しているなと、実際言った覚えがあります。誤印したのを忘れて、そんなこと聞いていないと言ったことも事実だと認めます」 ■長谷川洋二弁護士 「全職員に対してアンケート調査を行って、その結果、事実認定が出来た場合には、村長に対しても自ら相応の処分をしてもらう」 2日午後1時すぎに開かれた小田切村長のパワハラ疑惑についての会見。 村の顧問弁護士の長谷川洋二弁護士によると、小田切村長は、村の職員に対して書類を投げつけたり、「民間企業と比べると公務員は駄目だ」と発言するなどのパワハラ行為を行った疑惑があるということです。 パワハラの有無や時期などの詳細については、今後、村の全職員にアンケートを実施して、明らかにするということです。 また、小田切村長は、おととしの参議院選挙において、庁舎内の課長会で全国比例区の自民党候補者のチラシなどを配ったということです。 長谷川弁護士によると、小田切村長は配った事実は認めていますが、投票依頼はしていないと話しているということです。 公職選挙法違反の疑いもあるとして、警察に報告したということです。