ジョージアで野党指導者が拘束 EU加盟交渉中断への抗議活動続く
日テレNEWS NNN
旧ソ連のジョージアでは、EU=ヨーロッパ連合への加盟交渉の中断をめぐり政府への抗議活動が続いています。こうした中、野党指導者が4日、警察から暴行を受け意識不明の状態で拘束されたと政党側が明らかにしました。 ジョージアのテレビ局が4日に公開した映像では、野党指導者のニカ・グバラミア氏が警察官と口論になっています。その後、もみ合いとなり、グバラミア氏は警察官に囲まれた後、手足をつかまれた状態で連行されました。 野党グループ「変化のための連合」は4日、グバラミア氏が警察から暴行を受け、意識不明のまま拘束されたと明らかにしました。 ジョージアでは先月28日に政府がEU加盟交渉の中断を発表して以降、野党や市民らによる大規模な抗議デモが続いています。 AP通信によりますと、3日の抗議活動では300人近くが拘束され、26人が負傷して入院するなどの事態となっていて、収束の兆しは見えていません。