【住之江ボートSGグランプリ・カウントダウン】宮地元輝「お客さんが最高潮の気分なら熱い形で応えたい」
◇9位・宮地元輝(38=佐賀)初出場 今年はチャレンジカップまでのSG7大会すべてに参戦し、多摩川オールスター、尼崎グラチャンで優出。大村オーシャンカップ、まるがめメモリアル、戸田ダービーでは準優進出と最高峰の舞台でも安定した走りを見せた。この1年を〝宮地流〟の独特な言葉でこう振り返る。 「今まであった30点のレースがなくなって最低でも60点と言えるようなレースができるようになった。苦手が減ったという感じですかね。1Mをしっかり回るというよりも道中のターンをしっかり回ることを意識するようになって5、6着を減らせるようになった。調整面でも出すことにこだわり過ぎていたのが現実的になった。今までは1Mで勝負を決めるような走りをしてきたし、それで出世が遅れた。大人の走りになったということでしょう。それがSGやG1でできるようになったおかげで準優に乗る回数も増えて賞金を稼ぐ確率を高められた」 初のグランプリに向けて「レーサーとして、この業界を面白くしたいという気持ちを常に持っている。お客さんが最高潮の気分で舟券を買ってくれるような舞台なら自分も熱い形で応えたい」とキッパリ。激アツな走りで頂上決戦を盛り上げる。
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