【競泳】萩野公介が語る400m個人メドレーの展望 松下知之は「楽しいという気持ちが伝わってきた」 瀬戸大也は「非常に調子がよいとうかがえる」 W表彰台へ期待
◇パリオリンピック2024 競泳 400m個人メドレー 決勝(大会3日目=日本時間29日、ラデファンス・アリーナ) 【画像】競泳・400m男子個人メドレー予選で泳ぐ瀬戸大也選手 競泳の400m個人メドレーでは、瀬戸大也選手と松下知之選手がそろって決勝へ進出。この種目リオ五輪金メダリストの萩野公介さんが日本人ダブル表彰台へ向けて、展望を語りました。 松下選手は、初出場ながら4分11秒18の全体5位で予選を突破。萩野さんは「余力があるように見えた」とレースを評価。また「何より本人の笑顔、コメントが前向きで、楽しいという気持ちが伝わってきた。それがオリンピックの決勝では一番の武器になる」とインタビューの姿に太鼓判を押します。「それを生かして、初オリンピック、僕と同じようにメダルを獲得してほしいですね」と期待を寄せました。 また4分10秒92の全体3位で予選を通過した瀬戸選手。リオ五輪でともに表彰台に上がった盟友については「非常に調子がよいとうかがえる。ラスト100mのところで少ししんどいかな、というところがあったので、決勝ではそこを修正して、いい泳ぎで表彰台を目指して頑張ってほしい」と語りました。 決勝のレース展開については、世界記録保持者のレオン マルシャン選手(フランス)が頭ひとつ抜けていると率直にコメント。 その上で、「瀬戸選手が“先行します”と宣言していたので、前半は瀬戸がいく、後半は松下が追う、2人がメダル争いで競いあう。海外のライバルもいますが、メダルは誰がとってもおかしくない」と語りました。