阪神ドラ1 “伊原フィーバー”サイン&写真撮影に100人超大行列 最後の1人まで“神対応”
“伊原フィーバー”が起こった。阪神ドラフト1位の伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が23日、大阪市都島区の桜之宮野球場で日本生命、大阪ガスと合同で行われた少年野球教室に参加。集まった小学生118人と交流を楽しみ、練習後はサインなどを求める長蛇の列も。入団後も応援され続ける選手となることを誓った。 「やっぱ応援された方がいいですし、僕自身、応援してもらいたい」 肌寒い早朝からノリノリだった。アップ後に少年と声を出しながらキャッチボール。守備や打撃練習の際は積極的に子供たちを鼓舞する姿もあった。「子供好きっすね。自分も子供になれるというか、わーって遊べるんで楽しい」とジャンパーを脱いで全力で取り組んだ。 終了後には伊原の前に保護者らも含めて100人超の長い列ができる人気ぶり。サインや写真撮影に丁寧に応じ、グラウンドに取り残されても最後の一人にまで神対応した。「サイン書いたりもそうですけど、ファンサービスっていうのも応援してくれる何か一つになるかな」とファンの記憶に残るよう、大切に時間を過ごした。 将来的には地元・奈良での野球教室開催を熱望。「そういうのが恩返しになるかなと思う」と貢献を思い描いた。ただ「司会はまともにできないんで(笑)」と自らが主催するのではなく、「呼んでもらえたら躍動できる」と“盛り上げ役”になるのが希望だ。 12月には入団発表が控えており、オフ期間も練習に励んで「置いていかれないように」と気を引き締めた。1月には入寮も待っている。「今は人の部屋ばっか行ってるんで、今度は人がいっぱい来るような部屋作りしようかな」と虎入り後の夢を膨らませた。