「トランプ氏は1期目以上に孤立主義追求、間違いなく危険」…ボルトン元大統領補佐官
だが、共和党内でこうした孤立主義的な考え方は依然として少数で、「力による平和」(米国が軍事的に強靱(きょうじん)となることで敵の挑戦を阻止し、戦争を回避するという共和党のレーガン大統領が掲げた路線)が主流だ。
現在のトランプ氏に助言している人々の個人的な見解も、こうした路線だ。彼らはトランプ氏が逸脱していることを理解している。正しい方向に進むことを期待しているが、希望にすぎないだろう。
(インタビューは11月4日に実施)
John Bolton ブッシュ政権(子)で国連大使。2020年に出版した回顧録で、トランプ政権の内実を暴露した。外交タカ派で知られる。