2週連続決勝進出のスランコバがツアー初優勝「このトロフィーを祖父に捧げたい」 [タイ・オープン2/テニス]
2週連続決勝進出のスランコバがツアー初優勝「このトロフィーを祖父に捧げたい」 [タイ・オープン2/テニス]
WTAツアー公式戦「タイ・オープン2」(WTA250/タイ・ホアヒン/9月16~22日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、が行われ、レベッカ・スランコバ(スロバキア)がラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-4 6-4で下してツアー初優勝を飾った。 ~タイ・オープン2でツアー初優勝を飾ったスランコバ選手~ 第2ゲームで先にサービスダウンを喫したあと2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したスランコバは第2セット4-3からブレークバックを許したが、続く2ゲームを連取して1時間56分で歓喜の瞬間を迎えた。 準優勝を飾った前週のモナスティルまでツアーレベルで2試合以上連続で勝ったことがなかったスランコバは、早くも掴んだ2度目のチャンスをものにした。 「このトロフィーを癌で闘病中の祖父に捧げたい。これを彼に渡したい」とスランコバは表彰式で涙ぐみながら語った。 ベラ・ズボナレワ(ロシア)と組んで昨年のWTAファイナルズでタイトルを獲得するなどダブルスでの活躍が目立っていたシグムンドは、36歳にしてシングルスで2017年4月のシュツットガルト以来となるツアー3勝目を目指していた。 先に行われたダブルス決勝では第1シードのアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/イリーナ・クロマキワ(ロシア)がエウディス・チョン(香港)/内島萌夏(安藤証券)を6-4 7-5で倒し、前週のグアダラハラに続いて同ペアでのツアー3勝目を挙げた。
テニスマガジン編集部