その名も劔トング! 薪をしっかり掴み毛抜きにもなる史上最強トングのマルチプレーヤーぶりがヤバい
ひと口にトングといってもBBQの肉掴み用もあれば焚き火の薪焚べ用だったり、おしゃれなサラダ取り分け用もあれば、公園等のゴミ拾い用と幅広い用途に分けられています。このモデルはズバリ、キャンプオールラウンダートング。青森発のアウトドアブランド「フェニックスライズ」の劔トングは紙1枚から大きな薪までしっかり掴めるとんでもないスペックを持っていました。 【写真】チタン製もある劔トングの使い勝手を見る(全10枚)
その名も劔! 美しいフォルムと機能の強力モデル
「不死鳥」シリーズの薪ストーブなど、ディープなキャンプファンの間で話題の「フェニックスライズ」が2024年6月の最終週に幕張メッセで開催された東京アウトドアショー2024に出展。今回の目玉商品は名バイプレーヤーのトング。そこはフェニックスライズだけにもちろん只者ではないアイテムでした。 劔(ツルギ)トングの名にふさわしく、劔のような美しいフォルムが所有欲をくすぐります。焚き火用にせよ、BBQの肉用トングにせよ、トングの先端がノコギリの刃のようにギザギザしているのは、劔トングも同様ですが、トングを閉じた状態で見たときに、ギザギザの歯並びが見事な精度の高さを持ってキッチリ合わさります。キッチリ閉じたそのフォルムすら刀剣のようです。
紙ペラ1枚を掴める精度の高さは毛抜きにもなる!
フェニックスライズの赤坂代表は、自らもキャンプ実戦からの製品開発とフィードバックをモットーとしていますが、同代表は劔トングを地面に刺して使用できることを前提としているといいます。焚き火用トングとして、薪を掴み焚き火に焚べたら、そのまま地面に刺し、また新しい薪を用意するときには刺したトングを抜いて、薪を拾い上げるというワイルドな使用までを想定した製品力へと高めています。 犬歯のような大きな歯を先端に並べ、薪をしっかり掴みます。かといえば、閉じたときにカッチリ合わさった歯の高い精度は紙ペラ1枚をしっかりつまみ上げます。トングの開閉は親指でプレート部をスライドするだけのワンタッチ操作。紙ペラ1枚を摘める細かい操作性を誇るトングなので、BBQでの肉載せ、裏返しなどまでこれ1本でまかなうことができます。その際は、焚き火で先端を炙り消毒するといいでしょう。 劔トングは素材別に4モデルをラインアップ。サイズは共通で全長363mm。最軽量のアルミが104g。アルミ材にこだわりのアルマイト加工のブラックエディションもラインナップ。最重量のステンレスでも226gの重量となり、こだわりのチタンモデルはわずか152gと軽量。価格は5400円~となっており、オトコののキャンプ道具感がハンパない憧れのアイテムとしてオススメです。
ソトラバ編集部