「異なる2種類のチタンを使い分け」 スポーティさで人気を博すモーリス・ラクロア「アイコン」新作は“素材使いの妙”がおもしろい!
●スイスの伝統に革新を重ねてきたモーリス・ラクロア
スイスの伝統的な時計製造技術に革新の精神を融合させた高級時計ブランドとして、世界中の時計愛好家に親しまれているモーリス・ラクロア。 【画像】根強い人気を誇るモーリス・ラクロア「アイコン」新作を画像で見る(8枚) 誕生したのは1975年と比較的若いブランドですが、その起源は1889年創業の貿易会社デスコ・ド・シュルテスが、1961年にスイス・セイネレジェにて時計の組み立てを専門に行う工房を傘下に収めたことに始まっています。 創業の地セイネレジェの最先端工場で熟練の職人の手によって生み出されるのは、スイス伝統のクラフツマンシップに革新性を重ねた都会的なタイムピース。「成功とは終わりのない旅である」との理念が反映されたコレクションは、時を越えた価値を提供し、豊かな人生の象徴として時を刻み続けています。
中でもとりわけ高い人気を誇っているのが、2016年に発表された“アイコン”コレクション。1990年代に一世を風靡した“カリプソ”コレクションをヒントに、モダンなスタイルへとアップデートを果たしたモデルです。 多くのファンのハートを掴んでいるのは、スポーティかつエレガントなデザイン、優れた品質と丁寧な仕上げ、そして手の届きやすい価格設定。現在ではブランドのアイデンティティを体現するコレクションとして、幅広い層のユーザーから愛されています。
●チタン素材が新しい快適さを生み出す新作「アイコン チタニウム」
そんなアイコンの新作としてこの秋登場する「アイコン チタニウム」は、その名の通り強度・耐久性と軽量さを兼ね備えたチタン素材を採用したモデルです。 素材としての特性に優れた純チタンのグレード2と、優れた強度と加工しやすさを特徴とするチタン合金のグレード5とを組み合わせることで、“アイコン”独特の洗練されたデザインを実現。
サテン仕上げとポリッシュ仕上げを巧みに使い分けたケースとブレスレットは、角度によって異なる表情を見せ、より美しい輝きを放ちます(特にグレード5チタンに高度な技術を要するポリッシュ仕上げを施したベゼルのアーム部分は必見!)。 またケースとブレスレットは人間工学に基づいて設計されたもの。軽く肌に優しいというチタン素材の特性とともに、これまでにない快適な装着感を提供します。 一方、クル・ド・パリ装飾を施したダイアルはグレーとパープルの2色展開。ファセット加工が施された針が洗練された高級感を演出、さらに時分針の中央には暗い場所でも視認性を確保するスーパールミノバを配するなど、機能性と意匠性を両立させたデザインとなっています。 またブレスレットには工具なしで簡単にストラップ交換が行えるイージーチェンジャブルシステムが採用されており、装いや季節に合わせた付け替えが気軽に楽しめるのも魅力のひとつ。 スマートで都会的なライフスタイルを楽しむ方、洗練されたデザインと快適な着用感を求める方には特におすすめの1本です。 ●製品仕様 「モーリス・ラクロア アイコン チタニウム」 ・品番:AI6008-TT032-230-1(グレー)、AI6008-TT032-430-1(パープル) ・価格(消費税込):47万3000円 ・ケースサイズ:42mm径・11mm厚 ・ケース:チタン製(サンドブラスト仕上げ) ・バンド:チタン製5連ブレスレット(サンドブラスト仕上げ) ・風防:サファイアクリスタル、ダブル無反射防止コーティング ・ムーブメント:自動巻き ML115(28,800振動、38時間パワーリザーブ、26石) ・防水性能:20気圧防水 ・発売時期:2024年10月
VAGUE編集部