ドジャース黒星も監督は救援陣温存に「満足」 第5戦以降に自信
【AFP=時事】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督は、29日に行われたニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)とのワールドシリーズ(7回戦制)第4戦で主力の救援陣を温存できたことが、最終的なシリーズ制覇のカギになるかもしれないと話した。 【写真】ベッツの妨害をするヤンキースファン ドジャースはワールドシリーズ優勝に王手をかけて迎えたこの日の第4戦を4-11で落とした。3回に2-5と勝ち越しを許した後、一時は1点差まで詰め寄ったが、ロバーツ監督は勝ちパターンのブルペン陣を温存し、優勝決定の勝利を持ち越した。 監督は試合後「われわれはまだ良い状況にあるし、調子も良い」と再び敵地で行われる30日の第5戦に気持ちを切り替え、この日は元から中継ぎ投手だけで試合をつくる「ブルペンゲーム」にするつもりだったと説明。ランドン・ナック(Landon Knack)が4回を稼ぐなどして「結果的に状態の良い6選手を温存できた。とても満足しているし、まだ3勝1敗だ」と話した。 今後は第5戦にジャック・フラハティ(Jack Flaherty)、第6戦に山本由伸(Yoshinobu Yamamoto)が先発登板する予定で、第7戦までもつれた場合はウォーカー・ビューラー(Walker Buehler)を起用する方針となっている。 また、第2戦で左肩を亜脱臼した大谷翔平(Shohei Ohtani)については「本人に何度も話を聞いているが、支障はない。彼も何にも感じていない」と語り、「今のところ問題ないと思う。きょうもスライディングをしていたし、問題はないと思う」と続けた。大谷はこの日1番・指名打者(DH)で先発し、1安打だった。【翻訳編集】 AFPBB News