Number_i、KREVAとの再会とリスペクト 「イッサイガッサイ」と「BON」で見せた二面性とは?
Number_iが、7月3日に放送された『2024FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系/以下、『FNS歌謡祭』)に出演した。 【写真多数】平野紫耀&神宮寺勇太&岸優太、初めての単独公演で堂々とした表情 『FNS歌謡祭』といえば、アーティスト同士のコラボステージが大きな見どころのひとつ。Number_iもこの日、“一夜限りのRESPECTコラボ”と題してKREVAとともにパフォーマンスを届けた。 歌唱したのは、KREVAの楽曲「イッサイガッサイ」。この曲は、5月27日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)にグループで出演した際に、平野紫耀が自身の“沼ソング”として紹介していたことも記憶に新しい。当時の放送で、平野は街中で「イッサイガッサイ」が流れていた際に、ネームタグの“Dr.K”部分で掲げるハンドサインを周囲に気づかれないようにさり気なく行っていると話し、その様子を実演していた。 歌唱前のトークで、白い衣装のKREVAを引き立たせるかのように、黒を基調としたコーディネートで登場した3人。司会の相葉雅紀から「KREVAさんはどんな存在ですか?」と尋ねられると、平野は「ヤバいです。本当に、小さい頃から大好きだったので……」と興奮気味にコメントし、自身とKREVAが並んで立っている状況を「家宝にします」「なんで今、俺が隣にいるのかよくわかってないですもん」と目を輝かせる。「よく家宝になっています」と笑いを誘うKREVAに、「そりゃそうですよ、KREVAさんですから!」とリスペクトの気持ちを滲ませた。 以前、平野とともにKREVAのライブを観に行ったことを明かしていた神宮寺勇太も、リハーサル時に撮影した映像を「家宝です、これは!」「家で大画面のテレビで見ました」と嬉しさを露わにする。直接会うのは久しぶりだったという岸優太は、KREVAと笑い合いながら「貴重すぎるので……噛み締めてます、リハから」「でも、本番もっと噛み締めさせてください!」と、特別なステージへの想いを語った。 そして、4人でのパフォーマンスへ。曲の冒頭、4人はステージ上で堂々と“Dr.K”ポーズを決め、たちまち笑顔が弾けていく。平野、岸、神宮寺の順にひとりずつ歌い繋ぐと、続くKREVAは3人を見ながら〈お前と居れるなら上出来〉という歌詞のパートを〈みんなと居れるなら上出来〉とアレンジ。さらに、平野も自分たちがKREVAと同じステージに立つ喜びを表すようにして、〈なんだかんだお前がいれば〉を〈Number_iとKREVAいれば〉に変えて歌う。 このパートはKREVAがライブでよくアレンジを加えるところでもあり、今回もKREVAが平野に歌詞を提案。しかし、平野はなかなか呼び捨てにすることができなかったといい、そのエピソードにも彼のKREVAに対するリスペクトが感じられた。歌唱後はKREVAとメンバーそれぞれでがっちりと握手を交わし、この日、この4人での貴重なコラボステージを終えたのだった。